私の暮らし、生き方

「幸せ」とはなんでしょうか

意味を調べると、「運が良いこと」「その人にとって望ましいこと、不満がないこと」「めぐりあわせ」といった内容が出てきます。

この中で、「その人にとって望ましいこと、不満がないこと」について考えてみたいと思います。


よく世間では、

・お金持ちなら幸せ

・結婚して子どもがいれば幸せ

・健康なら幸せ

・お給料がよくて安定した仕事があれば幸せ

といったようなことが未だに言われるのではないでしょうか。


ひと昔前までは、

・良い大学を出て有名企業に就職

・結婚して子どもが2人、マイホームを買う

・終身雇用で定年まで働き、定年後は第2の人生を謳歌する

といった幸せのモデルケースみたいなものが存在していました。


しかし時代は変わり、終身雇用制度の崩壊、不況、賃金はあがらず物価だけ上昇、少子高齢化の加速、若者の結婚離れ、異常気象や災害の頻発……といったように、なんとも激動の時代を私たちは生きています。

もちろん幸せの価値観も多様化し、たくさん稼ぎたいという人もいれば最低限の収入でもゆとりのある生活をしたいと考える人もいる、都会に住みたい人もいれば田舎に移住したい人もいる、家庭を持ちたい人もいれば結婚したくない人もいる…

というように、実際は自分がどう生きるかは自分で決めるしかない時代にきているのだと思います。


その気になれば、インターネットで自分が望むライフスタイルを実現している人の体験を読むことだってできるし、同じ価値観の人と出会うこともできる。

しかし、自分が何を望んでいるのかがわからなければ、ただやみくもに毎日が過ぎ去り、気づけば何の変化が無いまま何年も経過してしまったということもよくあるでしょう。


何が幸せかは人それぞれです。

また個人の中でも人生その時々で、何が幸せかは変わります。

人に尋ねたり、調べたりすれば、様々な情報は手に入るかもしれません。

でも、情報収集をして満足してしまっていませんか?


本当の答えは、自分の中にしかありません。

まずは紙とペンを手に取り、自分の悩み、本当はやりたいことなど、思いついたままに書き出してみましょう。外部からの情報ではなく、今のありのままの自分と向き合うのです。

頭の中だけでもやもやと考え続けて、毎日同じような愚痴ばかりを話す人がいます。しかしそれでは、不満に満ちた堂々巡りの毎日を過ごすばかりになってしまいます。


ちなみに、私が最近思う幸せの形は「ほどよいバランスが取れている生活」です。

たくさんのお金があっても孤独だったら、それは幸せだといえるのでしょうか。

夢はあっても、今日の夕飯が買えないほどお金がなかったらそれは幸せだといえるのでしょうか。

家族や友人はいるけれど、その人たちと過ごす時間ほとんどとれないほど仕事が忙しかったら、それは幸せといえるのでしょうか。


これも正解はありませんし、人によって考え方や物事の比重は変わってくると思います。

だからこそ、「自分は何をどのぐらい抱えて生きていきたいのか」を真剣に考え、うまくバランスをとっていくことが必要です。

このバランスを無視して突き進むと、体を壊したり、心の病になったり、人間関係が壊れたりといった事態を引き起こし、結果的に自分の望まない方へ引っ張られてしまうことになります。


今の生活は幸せですか?

すべてが思い通りにはいかないけれど、一番大切にしたいと思うことは大切にできていますか?

もし何かが違うと感じるならば、一度自分の本心と向き合う時間を設けてみてはいかがでしょうか。

灯台下暗し。

きちんと向き合わないと、意外と自分のことが一番わかっていなかったりするものです。