いつも恋愛がうまくいかない、恋人と長続きしないと悩んでいませんか?
・恋人とケンカになることが多い
・いつも恋愛が長続きしない
・恋愛に依存し過ぎてしまう
・苦しい恋愛ばかりしている
そんな恋をいつも繰り返し苦しんでいるアダルトチルドレンも多いのではないでしょうか。
それ、愛着障害が影響している可能性が大きいです。
いつも苦しい恋愛をしている方に向け、「愛着障害の恋愛特徴と改善のコツ」をまとめました!
自分の傾向と対策を知ることで、ぜひパートナーとの温かな関係を築いてくださいね。
愛着障害とは
「愛着障害」とは、乳幼児期に適切な愛着関係が形成されなかったことにより、他者との関係を築くことが難しい状態をさします。
幼少期における親との愛着関係の欠如や虐待などの経験から、他者に対する基本的な信頼感が育まれずに成長すると、人と親密な関係を築くことが困難になる場合があります。
機能不全家庭で育ったアダルトチルドレンには、この愛着障害がみられるケースが非常に多いです。
詳しくはこちらの記事をどうぞ!
恋愛における"愛着障害"の特徴
愛着障害を抱える人は、恋愛関係においても特徴的な行動パターンを見せます。
安心感や信頼感の欠如から他者との親密な関係を築くことが難しくなり、結果としてストレスを感じやすくなったり。
また、パートナーとの関係がうまくいかず、別れを繰り返してしまうケースも多いです。
では、愛着障害が恋愛に及ぼす特徴を具体的にみていきましょう。
①親密さを恐れる
愛着障害を持つ人は、他者と親密な関係になることを恐れる傾向があります。
これは、幼少期の愛着形成の過程で、親との健全な愛着関係が育まれなかったためです。
そのため、大人になってからの恋愛関係でも、パートナーと深く関わることを怖がり、過剰に距離を置いてしまうことがあります。
これでは、なかなか関係性が深まっていきません。
②過度に依存する
反対に、恋人に過度に近づきすぎてしまう特徴を持つ方もいらっしゃいます。
この場合、他者との関係において強い不安や恐れを感じやすく、特に恋愛関係では、「相手が自分を見捨てるのではないか」と過剰に心配する傾向があります。
その結果、恋人に対して過度に依存し、
・常に相手の近くにいたい
・いつも確認を求める
・頻繁に連絡を取る
といった行動を取ることがあります。
これにより、恋人に負担をかけてしまうことがあり、関係のバランスが崩れる原因となります。
愛着障害の種類には、
人を過度に警戒する「反応性アタッチメント障害」と、
過度に馴れ馴れしくしてしまう「脱却制型愛着障害」がありましたね。
恋愛でもその傾向が強く出てきます。
③支配的または従属的になってしまう
"愛着障害"を抱える人の恋愛関係には、「支配と従属」のアンバランスな関係パターンが見られることがあります。
相手に支配的な態度を取ることで、自分を守ろうとしたり、逆に過剰に従属的になり、パートナーに全てを委ねてしまったりするのです。
健全な愛着関係が築けていないため、このようなアンバランスな関係になりがちです。
④感情のコントロールが苦手
愛着障害をもつ人は、感情のコントロールが苦手な傾向があります。
恋愛関係においても、些細なことでも大きく取り乱したり、怒りや悲しみの感情を強く表現したりすることがあります。
これにより、喧嘩が頻発し、関係が不安定になったりします。
またこれとは逆に、感情を適切に表現できないパターンもあり、その場合はパートナーとの間に誤解が生じやすくなります。
パートナーに自分の感情を理解してもらえないと感じることが多く、孤独感や疎外感を強めてしまい、恋愛が苦しくなってしまいます。
愛着障害を抱える人が幸せな恋愛をするコツ
①自分を理解する
一言で愛着障害といっても、人によりさまざまなパターンがあります。
まずは自分の愛着スタイルや感情のパターンを理解することが大切です。
自分がどのような状況で不安を感じやすいのか、どのような反応をするのかを把握するように心がけましょう。
②コミュニケーション方法を意識する
自分の感情や不安を率直に恋人に伝えることが大切です。
ただし、相手を責めるのではなく、自分の気持ちを説明する形で伝えるようにしましょう。
【アイメッセージ(Iメッセージ)」を使ってみよう!】
主語を「I(私)」にして相手に意見を伝えるコミュニケーション手法を「アイメッセージ(Iメッセージ)」と呼びます。
アイメッセージでは、自分の感情や考えに注目して表現することで、相手に非難や攻撃を感じさせず、より対話がスムーズに進みます。
例)「あなたはいつも遅刻するから困ります」
↓
「私はあなたが遅刻すると不安になります」
③専門家のサポートを活用する
愛着障害の改善を目指すなら、専門家のサポートを受けることも非常に有効です。
カウンセリングを通し、感情のコントロール方法や健全な人間関係の築き方を学んでいきましょう。
まとめ
「愛着障害」は、幼少期の経験による愛着のパターンにより、後々の対人関係、恋愛関係に大きな影響を及ぼします。
しかし、その特徴を理解し適切なアプローチを行うことで、うまくコントロールしていくことができます。
「私はいつも恋愛がうまくいかないから…」
とあきらめなくても大丈夫ですよ。
恋人との関係がうまくいかない、長続きしないとお困りの際は、ぜひ一度ご相談ください。
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