不安障害の症状が出ていると感じたら、どのような対処方法をとれば良いのでしょうか。
日常生活に苦しさを感じていても、今の自分がどんな状態なのかよく分からなかったり、どうしたら良いか途方に暮れてしまう方も多くいらっしゃいます。
その結果、苦しさを我慢し続けて毎日を過ごすことに…。
今こんな状態にいらっしゃる方は、ぜひこちらの記事とチェックリストを参考にしてみてください。
まずは自分の状態を知ることから始めていきましょう。
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「不安障害」の症状があると感じたら
自分の不安は、もしかしたら不安障害かもしれない。
そう感じた際は、こちらのチェックリストをご活用ください。
当てはまる項目が多い場合は、不安障害の傾向が強いです。
※このチェックリストは正確な診断ではなく、あくまで傾向をチェックするためのものです。
正確な診断は、医療機関でお受けください。
受診の検討
•不安障害の傾向が強い。
•現在の生活に支障や苦痛がある。
このような場合は、精神科や心療内科への受診をご検討ください。
早めに対処し苦痛を緩和することはとても大切です。ずっと苦しみに耐え続けなくて大丈夫なんですよ。
不安を和らげるセルフケア
では次に、自分でできる不安を和らげるコツを見ていきましょう。
不安の緩和に有効なセルフケアをご紹介します。
意識することで、気持ちが少し楽になりますよ。
できそうなことから生活に取り入れてみてくださいね。
深呼吸
呼吸は、ストレス軽減やリラックスと深いつながりがあります。
人は、緊張したり不安を感じたりすると呼吸が浅くなります。
そんなときは意識して深呼吸をしてみてください。
深呼吸は、道具もいらず、いつでもどこでもこっそり行える強い味方ですよ。
詳しくはこちらの記事をどうぞ
マインドフルネス
マインドフルネスは、心を落ち着かせ、今この瞬間に意識を向けていきます。
・過去や未来ではなく「今この瞬間」に意識を向ける。
・「良い・悪い」ではなくあるがままの自分の状態を受け入れる。
・深い呼吸により、リラックスできる。
といった練習をすることで、不安やストレスを軽減したり、集中力の向上、感情の整理といった効果があります。
1日5分でも良いので、継続してみましょう。
詳細・やり方はこちらの記事をどうぞ
認知行動療法
不安障害の対処方法として、「認知行動療法」という心理療法が有効です。
これは、否定的な考え方のクセに気づき、新しい発想や行動パターンを身につけていく方法です。
起きた事実に対する意味づけを変えていくことで、不安やストレスの感じ方が大きく変わってきますよ。
当カウンセリングルームでも、認知行動療法を行なっております。
ご希望の方は下記ページからご予約ください。
まとめ
不安障害かもしれないと思ったときは、早めの受診をおススメします。
また、不安を和らげる方法や考え方を知っていると、日常の苦しさやストレスに自分が対処する選択肢を持つことができます。
やれそうなことを少しずつ生活に取り入れてみてくださいね。
苦しさに耐え続けなくても良い。
このことをぜひ覚えていてください。